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シルバーウイーク日記 その3

淡路島では食べていたばっかりじゃありません!!!

最近、遺跡や古墳に興味を持っている長女のリクエストで『五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)』に行ってみました。

弥生時代後期の集落の遺跡なんですが、ただの集落跡じゃないんです!!!

23基の竪穴式住居の跡からは、なんと加工された鉄器や、鉄を溶かした炉の跡が出てきたそうで、、、

つまりここは鉄器作りをしていた集落の跡なんやて。

当時の日本ではまだ製鉄の技術はなく、また、この場所の地層からは鉄の素材はまったく出てこないそうで、製鉄の鉄素材は朝鮮半島から運ばれ、渡来人がこの遺跡に住みつき、製鉄の技術を伝えただろうとされるとのこと。

不思議なことにこの遺跡は生活をした形跡がなく、製鉄だけのための集落だったのではないかとの憶測もされているそうです。

海が見渡せる丘陵地にあるこの遺跡。

この場所からなら、朝鮮半島からやってきた船を見つけたり、敵が攻めてくるのをいち早く発見できる絶好のロケーションなんだとか。

邪馬台国とのからみもあり、まだまだいろんなロマンが眠っていそうな遺跡です。

軽い気持ちで見にきたけど、奥が深くおもしろい話が聞けてきてよかったです。

もし行かれることがあれば、ぜひ解説員さんに解説をしてもらってくださいね。

 

 

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