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歯周病とは1

最近、歯周病の患者さんが多いので、今日は歯周病についてお話します。

たまにはこういうのもまじめに書いてみようかと・・・

歯周病は、プラーク内に潜む歯周病菌(バイオフィルム)が炎症を引き起こすことで、歯ぐきや歯を支えている骨などが壊されていく病気です。

歯茎の炎症にはじまり、歯周ポケット(歯と歯茎の溝)が深くなる、血が出る、膿が出る、口臭が出るなどの症状が現れ、最終的には歯を支える歯槽骨(顎の骨の一部)が溶けて歯が抜け落ちてしまうんですよ。

バイオフィルムは薬剤でうがいなどでは除去できないので、歯ぐきの上のバイオフィルムはブラッシングで、歯ぐきより下(ポケット内)のバイオフィルムは超音波スケーラーなどで機械的に除去します。

バイオフィルムは3ヶ月くらいで再形成されることが多いので、3カ月ごとに定期健診・メンテナンスに来てもらって除去するのがベストです。

定期健診のおしらせのハガキをお出ししていますので、届きましたら面倒でも来てくださいね。

歯周病は歯だけの問題ではなく全身にも影響がでてくるんですよ、、、また次回お話します。

今日はここまで~

 

 

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